資産(貸出、有価証券など)・負債(預金など)双方の金利変動に伴う「金利リスク」、株式や債券などの価格の変動がもたらす「価格変動リスク」、外国為替相場の変動に伴う「為替リスク」などの市場性リスク、および流動性リスクなどに対応するため、当金庫では、経済、金利見通しなどに基づき、資金運用会議(ALM委員会)で運用、調達の方針の策定、検討を実施してまいりました。また、流動性リスクについては、支払準備資産を信金中央金庫へ預け入れるとともに信金中央金庫が流動性への対応を図るといった業界としてのバックアップ体制が整っております。今後とも、より健全な資産・負債のバランス、収益体質の維持・管理体制の充実に努めてまいります。
(注)流動性リスクとは、金融機関に対する信用力の低下や、資金の運用・調達の極端な不一致等
システムリスク
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンや誤作動等、システムの不備に伴い、当金庫が損失を被るリスク、さらにはコンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスクのことです。当金庫では主要システムを信金東京共同事務センターに委託してコンピュータやデータの管理を安全対策基準に基づき運用しています。また、万一の大規模地震やシステム障害に備えてバックアップセンターを設置し、ホットサイトによるデータバックアップを行っています。当金庫のコンピュータ設置に関しては自然災害、浸入・破壊等の不法行為および機器故障等から守るための対策を講じているほか、コンピュータ処理に係る組織・責任体制、セキュリティ管理に関する規定等の整備や承認手順について適切な運用を図っています。万一の事態が発生した場合は、その影響を極小化するため「システム障害時の取扱要領」等を制定するなどの対策を実施しています。平成15年度には「自己査定システム」、「担保不動産評価管理システム」の導入を行ないました。